心理カウンセラーやセラピストを目指す人々は年々増加傾向にあります。
しかし、せっかく心理やカウンセリングの世界を勉強して、実技も身につけ、経験を積むための一歩を踏み出そうと思っても、安定したカウンセリングルームの確保が難しいのが現状です。
比較的安価に場所を借りるには、公民館等の公共施設を利用するのが一般的ですが、予約の手続きの手間や立地条件によって制約があり、また、自宅を開放するには安全上の問題があります。
その他、賃貸をシェアするという方法もありますが、仲間を集める面倒や仲間が抜けたときのリスクや月々の金銭的な負担などを考えると、実現するにはかなりの労力と覚悟が必要となるはずです。
時間貸しのレンタルルーム活用という方法もありますが、必要な時間だけ借りられるというメリットがある反面、レンタル料が比較的高い場合が多く、制約もあり住所の利用も出来ない場合がほとんどです。
現代の日本は、年間自殺者数が毎年3万人近いなど異常事態が継続しており、メンタルケアを必要とする国民の数は、予備軍も含めると相当数居ると思われます。
それらケアが必要な国民に対処するカウンセラーの数も増やしていかなければならない中で、その受け皿となるカウンセリングルームの拡大は必須の課題であると感じ、カルレクラブの設立に至りました。